今回は、我らがユーキャン様の社労士試験合格ライン予想を徹底解説します。
ただし、去年あたりからユーキャン勢じゃなくても採点に応募できるようになったので精度は若干落ちています。
それではいってみましょう。
1. 令和8年度 社労士試験の全体総評&出題傾向
昨年度(令和7年度)の本試験は全体的に難易度が高く厳しめの出題でしたが、令和8年度試験はその反動もあり、選択式・択一式とも全体的に得点しやすく、努力が報われる問題構成となりました。
令和8年度試験の主な特徴・変更点まとめ
| 試験区分 | 主な変更点・出題の特徴 | 受験生への影響・分析 |
|---|---|---|
| 選択式 | 4択形式の科目が3科目登場 | 20個の選択肢が5グループ(各4択)に分けられた科目(労災、労一など)があり、大幅に解答しやすくなった。試験実施機関が科目引き下げを回避するための工夫と見られる。 |
| 選択式 | 雇用保険法がやや難化 | 令和6年・7年改正(出生後休業支援給付金・育児時短就業給付金等)に関する空欄が出題され、条件(5回以上など)の解釈で失点する受験生が多発した(正解率約30%)。 |
| 選択式 | 労一・社一に正解率30%程度の難問 | 労一(労働組合法の判例問題)と社一(国民年金保険料の免除割合)に解きにくい問題が含まれていた(※労一判例問題はユーキャン第1回模試で的中らしい)。 |
| 択一式 | 正解肢「〇」が減少(34問→29問) | 「×」の誤り肢を見つける方が短時間で解けるため、解答時間を短縮できるようになった。 |
| 択一式 | 個数問題が激減(7問→2问) | 難易度の高い個数問題が5問減少した。 |
| 択一式 | 組み合わせ問題が増加(7問→10問) | 合格層の正解率が約7割にのぼる「チャンス問題」である組み合わせ問題が増加し、得点を伸ばしやすくなった。 |
| 択一式 | 雇用・健保がやや難、年金2法が得点源 | 通達などの細かな知識が問われた雇用・健保に対し、国年・厚年の年金2法は正解肢を見つけやすく、年金で稼げたかが勝敗の分かれ目となった。 |
出典元:令和8年度(2026年度)社労士試験合格ライン予想-ユーキャン
2. 合格基準点決定の公式ルール(厚生労働省公表ルール)
合格基準点は全受験者の平均点および得点分布に基づいて機械的に決定されます。
合格基準点決定の基本ルール
| 評価区分 | 適用ルール・条件 |
|---|---|
| 総得点の基準 | 全受験者の平均点の変動に応じて連動して上下させる。平均点が上がれば基準点も上がり、下がれば下がる。 |
| 選択式の科目補正 | 原則3点。①「3点以上が50%未満」かつ ②「1点以下が30%以上」の2条件を満たした場合に2点へ引き下げ。 |
| 択一式の科目補正 | 原則4点。①「4点以上が50%未満」かつ ②「2点以下が30%以上」の2条件を満たした場合に3点へ引き下げ。 |
| 補正の特例 | 低得点割合(30%以上)の基準は絶対的ではなく、全体の得点状況により特例で引き下げが行われる場合がある。 |
参考リンク:社会保険労務士試験の合格基準の考え方について|厚生労働省
3. 選択式試験の傾向分析・データ・合格基準点予想
選択式の自動採点データと推移
ユーキャンの自動採点サービスに寄せられた約1,320件の復元回答データによると、選択式試験の平均点は28.3点となり、昨年度(24.3点相当)から4.0点大幅に上昇しました。
選択式 過去の合格基準点・平均点推移と今年度予想
| 年度 | 選択式 総得点基準点 | 復元回答平均点 | 試験センター公表平均点 | 補正(引き下げ)科目 |
|---|---|---|---|---|
| 令和3年度 | 24点 | – | – | 国民年金(2点) |
| 令和4年度 | 27点 | – | – | なし |
| 令和5年度 | 26点 | – | – | なし |
| 令和6年度 | 25点 | – | – | なし |
| 令和7年度 | 22点 | 24.3点前後 | 22点相当 | 労災、労一、社一(3科目2点) |
| 令和8年度(予想) | 26点前後 | 28.3点 | – | 原則該当なし (雇用保険で2点引き下げ特例にわずかに期待) |
出典元:令和8年度(2026年度)社労士試験合格ライン予想-ユーキャン
選択式 科目別平均点と救済(引き下げ)の可能性
選択式全8科目のうち、復元回答の平均点が3点未満となったのは「雇用保険法」のみでした。
選択式 各科目の平均点・得点分布と補正判定

| 科目 | 復元回答平均点 | 3点以上の割合 | 1点以下の割合 | 科目引き下げ(補正)予想 |
|---|---|---|---|---|
| 労働基準法・安衛法 | 3点以上 | 50%以上 | 30%未満 | 該当なし |
| 労働災害補償保険法 | 3点以上 | 50%以上 | 30%未満 | 該当なし |
| 雇用保険法 | 3点未満 | 61.0% | 14.6% | 原則該当なし (ただし「2点引き下げ特例」発動にわずかな期待あり) |
| 労災・雇用徴収法 | 3点以上 | 50%以上 | 30%未満 | 該当なし |
| 労働一般知識(労一) | 3点以上 | 50%以上 | 30%未満 | 該当なし |
| 社会一般知識(社一) | 3点以上 | 50%以上 | 30%未満 | 該当なし |
| 健康保険法 | 3点以上 | 50%以上 | 30%未満 | 該当なし |
| 厚生年金保険法 | 3点以上 | 50%以上 | 30%未満 | 該当なし |
| 国民年金法 | 3点以上 | 50%以上 | 30%未満 | 該当なし |
ゆうちゃんの雇用保険法の救済(2点引き下げ)に関する深掘り分析
- 通常の補正ルールとの照合: 補正要件①「3点以上が50%未満」および 要件②「1点以下が30%以上」の双方を満たす必要があります。復元回答データでは「3点以上61.0%」「1点以下14.6%」のため、数値上は引き下げ要件を満たしていません。
- 本試験データへの変化と下落の可能性: 昨年度の労災保険では、復元回答時点で「3点以上52.0%」だったものが、実際の試験センター公表時には「34.0%」まで約15%以上急落した事例があります。今年も「3点以上61.0%」から本試験全体で50%未満まで下落する可能性は十分に考えられます。
- 特例発動の可能性: 令和3年度の国民年金法では、1点以下の割合が18.5%(公表時24.5%)で30%未満だったにもかかわらず、救済特例が適用されて2点に引き下げられた実績があります。したがって、雇用保険法についても特例による2点引き下げにわずかな希望を残しています。
出典元:令和8年度(2026年度)社労士試験合格ライン予想-ユーキャン
4. 択一式試験の傾向分析・データ・合格基準点予想
択一式の自動採点データと平均点暴騰の背景
令和8年度の択一式試験は、過去数年と比較しても異例の高得点勝負となりました。復元回答による平均点は42.7点となり、昨年度から8.0点以上も暴騰しています。(大原・TAC勢がだいぶ混じってるんでは?w)
択一式 過去の合格基準点・平均点推移と今年度予想

| 年度 | 択一式 総得点基準点 | 復元回答平均点 | 試験センター公表平均点 | 補正(引き下げ)科目 |
|---|---|---|---|---|
| 令和3年度 | 45点 | – | – | なし |
| 令和4年度 | 44点 | – | – | なし |
| 令和5年度 | 45点 | – | – | なし |
| 令和6年度 | 44点 | – | – | なし |
| 令和7年度 | 42点 | 34.0点台 | 28.4点 | 雇用保険(3点) |
| 令和8年度(予想) | 48点前後 | 42.7点 | 34〜35点程度(予想) | 該当なし |
出典元:令和8年度(2026年度)社労士試験合格ライン予想-ユーキャン
択一式 総得点予想「48点前後」の算出根拠
- 復元回答と全体平均点の乖離(かいり): 復元回答を提出する層は合格ラインに近い上位層が多いため、公表平均点との間に毎年必ず乖離が生じます。昨年度は約17%の乖離がありましたが、今年度は気分のいい受験生の集中により乖離が約20%まで拡大すると推測します。これにより、試験センターが公表する全体の平均点は34点〜35点程度(前年比+6点程度)になると予想。
- 合格基準点の算出: 昨年度の基準点「42点」に、平均点の上昇分である「+6点」を加算すると、48点前後という極めて高い基準点が導き出されます。過去には平成12年に「49点」、その他にも「48点」となった年度が2回存在するため、歴史的にもあり得ない数字ではないとのこと。
択一式 各科目の状況と補正判定
択一式の各科目データは極めて良好であり、全科目において平均点が5点以上となりました。(大原・TAC勢ばっかりなんでは?w)
択一式 科目別データと補正予想
| 科目 | 復元回答平均点 | 4点以上の割合 | 科目引き下げ(補正)予想 |
|---|---|---|---|
| 労働基準法・労働安全衛生法 | 5点以上 | 80%超 | 該当なし |
| 労働災害補償保険法 | 5点以上 | 80%超 | 該当なし |
| 雇用保険法 | 5点以上 | 80%超 | 該当なし |
| 労災・雇用保険徴収法 | 5点以上 | 80%超 | 該当なし |
| 労一・社一(労働一般/社会一般) | 5点以上 | 80%超 | 該当なし |
| 健康保険法 | 5点以上 | 80%超 | 該当なし |
| 厚生年金保険法 | 5点以上 | 80%超 | 該当なし |
| 国民年金法 | 5点以上 | 80%超 | 該当なし |
すべての科目で4点以上の受験者が80%を超えているため、択一式における科目引き下げ(3点への補正)は全科目で「該当なし」と予想。
出典元:令和8年度(2026年度)社労士試験合格ライン予想-ユーキャン
5. 【まとめ】ユーキャン 令和8年度社労士試験 合格ライン予想一覧
最後に、ユーキャン(解答速報チャンネル)による令和8年度(2026年度)社労士試験の最終合格ライン予想を一覧にまとめます。
令和8年度(2026年度)社労士試験 合格ライン予想最終結果

| 試験区分 | 総得点 基準点予想 | 科目別基準点 補正(引き下げ)予想 |
|---|---|---|
| 選択式試験 | 26点前後 | 原則として該当科目なし (※雇用保険法において「2点引き下げ特例」にわずかに期待あり) |
| 択一式試験 | 48点前後 | 該当科目なし(全科目原則通り4点以上) |
出典元:令和8年度(2026年度)社労士試験合格ライン予想-ユーキャン
受験生の皆様へ
本試験までの長期間にわたる勉強、本当にお疲れ様でした。正式な合格発表は 10月1日(木) となります。
自己採点の結果、思うような点数が届かなかった方も、合格発表までの間はこれまで頑張ってきた自分を労い、好きなことをしながらゆっくりと心身を休めてください。また、来年度に向けて再スタートを切る方は、ユーキャンが提供している回答解説PDF等を活用し、今回の本試験問題の振り返りと検証を丁寧に行っておきましょう。
合格発表まで何していいかわからない方は下記の記事で詳しく解説しています。

週明けには最新の合格予想ラインを発表したいと思います。
ではではまたねー。


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