先週土曜、大阪・天満橋のOMMビルで開かれたOSAKA社労士FESTA 2025に参加しました。事前申込不要・参加費無料・入退場自由という“ふらっと立ち寄れる”設計で、会場は受験生から開業社労士まで幅広い層でにぎわい、講演・セミナー・交流の三拍子がそろった一日でした。
【開催案内に「参加費無料・申込不要・入退場自由」】
【会場:OMM/最寄り天満橋】
【日程:令和7年10月25日・10:00–17:00】。
メイン講演は、連合会パネル調査を踏まえた“これからの社労士像”、AI活用の実践、社労士が提案する経営計画、そして“○○の主治医”でファンを増やす事務所づくりなど、実務直結のテーマが並び、明日からの現場に持ち帰れるヒントが多かった【講演プログラムの各題目】。今回は、その雰囲気と学びを“感想ベース”で短くまとめていきます。
社労士フェスタ講演会の感想

社労士フェスタの詳細はこちらの記事を参考にしてくださいね。

大津 章敬先生
10時00分~11時30分
激変の時代に「社会から求められる社労士」になるための提案・サービス
~連合会パネル調査に見る社労士の現状と今後の社労士の役割~
社労士の現状については様々な意見が聞かれます。「社労士の知名度が低く、仕事が取れない」というようなネガティブな意見がある一方で、「企業からの引き合いが多く、人手が足りない」という正反対の話も多く耳にしています。どちらが本当の姿なのでしょうか?
今回の講演では連合会のパネル調査も引用し、いま案件が増えている仕事・減っている仕事について解説した上で、社労士に求められる提案やサービス、そして今後の注目分野についてお話しします。
去年も感動しましたが今年も感動。大津先生の講演会は本当に勉強になるし、なんせすべてがしっくりきます笑
ではしっくりくる内容をいくつかご紹介しましょう。
①人手不足倒産が急増。
2013年と比べて2024年は人手不足倒産が7.8倍に。こうなると企業は・・・
・採用難の結果、管理部門も深刻な人手不足に。
・ 総務の責任者の定年も迫り、後任を育成するのも負担が大きい。
・そもそも後任を育成する余力も、今後、品質管理を行う能力も乏しい。
・人材流動化が進む中、退職者が出る度に、給与計算などが止まるリスクを避けたい
↓
社労士にアウトソーシングする事案が増加する。
確かに月額2万円とか3万円でほとんどやってもらえるなら社労士に任せたほうがいいですよね。その空いた時間を他の儲かることに費やす。しっくりきます。
②社労士の年収が低い
巷では社労士の年収低いんでは?という懸念が多々あります。それも大津先生がからくりを解説してくれました。
社労士には、主に①事業拡大成長型、②プロフェッショナル型、③ライフプランとの両立型の3つがあります。
その中でもっとも多いのは・・・
③ライフプランとの両立型43.6%www
4割強の人が事業の拡大を望まず、維持してればいいというタイプ。専業主婦だった方が年収200万くらい稼いで家計の足しになればみたいな。あるいは旦那さんが副業である程度稼げればいいみたいな。そんな皆さんが4割強もいるんですからそれは平均年収も低いはずです。
なので本来なら①と②のガチ勢のみなさんで平均年収みればけっこう高いんじゃないかなと。どうです?しっくりくるでしょう?笑

大津先生はOasisの大ファン。わたくしも洋楽大好き。だけどメタル系が好きなので若干かみ合わない笑。お仕事でお忙しい中ライブに行かれる、タイムマネージメント力、行動力は見習わないといけません!( ー`дー´)キリッ
三田 弘道先生
11時50分~13時20分
AIと共に”進化”する社労士へ
~AIの最新情報やAIツールと社労士ならではの活用術~
AIは社労士の仕事を奪うのではなく、私たちを「進化」させてくれる最強のパートナーです。本セミナーでは、2025年時点の最新AI事情や即戦力となるツールを、事例を交えてご紹介します。
「定型業務をAIに任せた後、私たちはどこへ向かうべきか?」――その問いに正面から向き合います。先生方一人ひとりがAI時代の羅針盤を手にし、自らの未来を切り拓くための実践的なヒントをご提供できれば幸いです。
すいません、また行きつけのオムライス屋さんでお昼ご飯食べて後半から参加しました。
まず三田先生の会社が素晴らしい
労務相談にソースつきで瞬時に対応してくれるAI。経験の浅いスタッフでも間違いのない回答ができるので安心。こういう需要があるってことは労務相談ってけっこうあるんですね。
今回の講演会で一番ためになったのは、AIプロンプトだ!
AIプロンプトとは
AIとの対話やコマンドラインインタフェース(CLI)などの対話形式のシステムにおいて、ユーザが入力する指示や質問のことです。AIがユーザの要求や問いに対して適切な応答や結果を生成するためには、明確で具体的なプロンプトが必要です。不適切なプロンプトを使用すると、AIが望ましくない結果や誤った情報を生成する可能性があります。
メール文面、等級制度の作成、求める人物像の作成、タイムカードの文字お越しなどなど。
こんなののプロンプトなんて素人にはさっぱりわかりません。でも三田先生は各具体例のサンプルを公開。もう有料級!!

AIにできないこと、社労士にできること。ここのすみわけをきっちりして、AIにできることを社労士がうまく活用すれば、AI新時代にも対応できるでしょう!
安中 繁先生
13時40分~15時10分
社労士が提案する【経営計画】
人を基軸に描く経営計画は、社労士だからこそ提案し、提供できるものです。どのように関わり、提案価値を高めていくのか──実例を交え、実務への応用を深掘りします。あわせて、自事務所の経営計画を策定・運用する視点についても、ともに考える時間としましょう。
今回、講師が顧問先企業にむけて提供している経営計画策定の実例を大公開します。
まずは安中先生の自己紹介からスタート。みんな興味津々だから一気にくいつく笑。先生は講演上手。
お母さんは教職員で外で働き、お父さんは家で塾のお仕事。ずっとお父さんはお家にいるから娘(安中先生)からは軽蔑の眼差し・・・。グサグサきました笑。わたくしはお家からほぼ出ませんがwww
娘がいたらどうなってたんでしょう・・
でも大人になって父の気持ちがわかったとおっしゃってました。よかった^^
ここからは本題の経営計画です。
経営計画には3種類あって。①社員のため②顧客のため③社会のため
銀行のためにあるのではない!( ー`дー´)キリッ
そうなんだwてっきり銀行に出すためだけにあるのかと思ってた。
そのためには社長の未来の夢、いわゆる企業理念、パーパスが大事!
安中先生「じゃあ隣の方と未来の夢について3分間のフリートーク開始!」
げーーーー。
そしたら社労士の先生方は、初対面なのにいきなりおしゃべりスタート。なんじゃこのコミュ力は。
私は最強の陰キャを自称してるのでずっともじもじ。
右斜め後ろなんてグループが出来上がってて名刺交換までしてるやんけ!
社労士の先生方のコミュ力はすさまじい。
社労士無理!と思った瞬間であった(´Д⊂グスン

先生がおっしゃってた、社労士は会社の一番近くの外側にいる専門家っていうことばがとってもしっくりきました。社長が「俺の愛情こもった就業規則だ、さあ読め」って言われても嘘つけ!ってなるじゃないですか。でも外部の顧問社労士が、「この就業規則には社長のみなさんへの愛情が込められています」って言えば、え?ほんとに?ってなるじゃないですか笑。
社労士ソフト巡りに行く
去年、あれこれ声かけられまくってパニック障害発動間近になったため。一計を案じた。
「パンフレットだけもらっていいですか?」作戦
これ最高(笑)
全部うまくいったけど、三田先生の会社だけけっこうおしゃべりされてやばかった。
もし導入するなら、セルズさん、日本シャルフさん、オフィスステーションproさんの3つだな。
どれも捨てがたい。この辺りは次回の記事でまとめます。
まとめ
いかがだったでしょうか。最後の岡本先生の講演会だけ体力の限界で参加できませんでした。無念。
そのあとはみんなで懇親会もあったようです。
参加された方は感想をコメントでおねがいします(笑)
懇親会ってどんな感じなんだろうね。陰キャには想像つかないわ( ´∀` )
でも楽しそう。いつか参加できるようになりたい。





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