サウザー450とは?(歴史・特徴・人気の理由)
トレーラーに載せられたサウザー450(2025年モデル・60馬力エンジン搭載)。日本の道路事情に合わせたコンパクトさと、本格的なバスボート装備を両立したモデルです。 サウザー450は、日本のバスフィッシングシーンで高い人気を誇る小型バスボートです。全長約4.55m(15フィート)・全幅1.9mというサイズで、3人乗りまで対応します。
最大60馬力の船外機を搭載可能で、実際にマーキュリー製60馬力エンジンを装備した艇が多く見られます。
船体重量は約280kgと軽量で、専用トレーラーを含めたセットでも総重量500kg程度とされ、牽引免許が不要である点が大きな特徴です。サウザー450公式サイト
日本の狭い道路でもストレスなく牽引できるよう設計されており、まさに「日本のフィールドに最適なサイズ」の本格派バスボートと言えるでしょう
サウザーボート(SOUTHER)は国産メーカーで、バスフィッシング用のFRPボートやボートトレーラーを企画・製造しています。サウザー450は同社のフラッグシップ的モデルで、発売は2000年代末頃と比較的新しく、以降改良を重ねながら現在まで販売されています。シリーズには他に全長3.95mの「サウザー395」や4.25mの「サウザー425」などのモデルも存在しますが、450はそれらよりも船体が大きくエンジン出力も高いため、走行性能や安定性に優れるモデルです。実際、後述するように走波性(荒れた水面での走行安定性)や静止時の安定感においても評価が高く、「同サイズのFRPボートでおそらく一番格好良く、乗り心地も良い」といったユーザーの声もあります。
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特に人気の理由として、手軽さと本格性能の両立が挙げられます。サウザー450は操船用のステアリング(ハンドル)やコンソールを備えた本格的なバスボートでありながら、自宅で保管しつつ気軽に牽引して各地の湖沼へ持ち込める手軽さがあります。
サウザー450公式サイト
牽引免許不要サイズのため、普段乗用車しか運転しない人でもトレーラーを引いて移動でき、所有する喜びを感じられる点が大きな魅力です。
また、広いフロントデッキや充実したライブウェル(生けす)・ロッドストレージ等、釣りに必要な装備が充実しています。実際ユーザーからも「同サイズの他社ボートに比べデッキが非常に広く、釣りのしやすさで秀でている」
「プレーニング(滑走姿勢への移行)が驚くほど速い」
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と評価されています。FRP製のしっかりした船体により波切り性能が高く走りが安定していることも強調されており、強風下の大波でも高速走行が可能で「アルミボートでは体感できない感覚だ」とのコメントもあります。
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このように軽量コンパクトでありながら安定した走行性能を持ち、さらに燃費も大型バスボートより良いことからビギナーから上級者まで幅広い層に支持されているのです。
サウザー450の価格
2024年モデルが3,750,000円(税抜)→2025年モデルは4,680,000円(税抜)
93万円値上げ!!!!!
ただし、
2025年7月より下記のオプションが標準装備となりました。
■60馬力仕様 ■エレキレス ■油圧ステアリング 標準装備
■SEA DEK(シーデック足元のみ施工)
■カラー選択は、ブラック、ホワイト、グレー、レッドのみとなります。
※船舶検査費、ナンバー登録費、予備検査費、トレーラー予備検査費、
エレキ、バッテリー、充電器、魚探は含まれておりません。
60馬力が標準装備となりました。これが2024年モデルですと12万円だったので実質81万円値上げ。
足元だけシーデックはお値段わかりませんが、全体で20万円なので高く見積もっても10万円として実質71万円の値上げ。
ただし、みなさんがオプション(税込み)で入れそうな
・ハッチロック:35,090円→60,500円
・ガソリンタンク切り替えパネル:30,800円→38,500円
・キールガード:41,800円→60,500円
・フットペダル&プロトリム仕様:82,500円→121,000円
・カラー選択 2パターン:88,000円→132,000円
上記のようにオプションも大幅値上げとなっております。ここにエレキを足せば
オプションだけで100万前後ww
さらに前後に魚探、オンボードチャージャー、バッテリー3個、ボートカバー、諸経費、工賃
こっちも総額100万前後www
ちなみにサウザー450は税込みだと5,148,000円ですので
総額700万オーバーです
みなさん、買いましょうね。納期は約1年とのことです。

サウザー450の中古艇
サウザー450は人気モデルのため中古市場でも需要が高く、比較的高値で取引されています。実際、数年前の中古艇でも状態が良く装備が整ったものは300万円台後半から400万円以上で販売される例が多く見られます。例えば、2019年式のサウザー450(マーキュリー60馬力・使用213時間)に最新魚探やエレキがセットされた中古艇が税込約430万円で販売されていました
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また、別の販売情報では2019年登録・同じく60馬力エンジン搭載の中古艇(GARMIN製エレキ「フォース」やライブスコープなど高性能魚探一式装備)が税込450万円で売りに出されています
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これらは新品同様に装備が充実したケースですが、サウザー450はそもそもの新艇価格も装備込みで300万円台後半~500万円程度と幅があるため、装備や年式次第では中古でもそれ相応の価格になるようです。 一方で、もう少し古い年式やシンプルな装備の中古艇であれば200万円台後半で見つかることもあります。実例として、エレキ・魚探無しの基本セット(サウザー450本体+マーキュリー4スト60馬力など)の即乗り出し可能な中古艇が約255万円で出品されたケースも確認できます
このように中古価格の幅はありますが、人気ゆえにリセールバリュー(再販価値)が高いのもサウザー450の特長です
購入後にカスタムした装備品(魚群探知機やエレキモーター等)も含めて価値が認められやすく、需要に応じて高値で取引されやすい傾向にあります。そのため「新艇で買っても売る時に有利」と言われ
、初めてボートを購入する人が将来の買い替えを見据えて選ぶケースも少なくありません。 中古艇を探す場合、専門店の在庫情報やウェブサイト(例:バスボート販売店のリスト、個人売買サイト等)を定期的にチェックすると良いでしょう。サウザー450は玉数がそこまで多くないものの、人気モデルのため中古情報が出ると早めに売約となることもあります。特に状態の良い高年式艇はすぐ買い手が付く傾向がありますので、予算や希望条件に合う出物を見逃さないようアンテナを張っておきましょう。
サウザー450は琵琶湖で使える?
サウザー450は琵琶湖でも十分使用可能なボートで、実際に多くのオーナーが琵琶湖で運用しています。とりわけバスフィッシングが盛んな琵琶湖では、小型艇ながら機動力のあるサウザーシリーズは人気があり、マリーナに預けているオーナーもいれば、牽引して各地から通うアングラーもいます。
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全長15フィート級・60馬力クラスであれば南湖・北湖問わず走行エリアの制限はなく、エンジンも4ストローク60馬力なら琵琶湖の環境規制(2スト禁止※)もクリアしています。実際に「琵琶湖の北湖でもサウザー450をよく見かける」という声もあり、ボートの性能的にも大きな問題はないと言えるでしょう。 ただし、琵琶湖は広大で天候の変化によっては波風が非常に強くなることもあります。小型ボートである以上、天候には十分な注意が必要です。ユーザーからも「サウザー450は南湖メインなら良いが、北湖では天気予報に十分注意が必要」とのアドバイスが挙がっています。
。これは決してサウザー450に限った話ではなく、15フィート程度までのボート全般に言える注意点でしょう。幸いサウザー450の船体はFRP製で剛性が高く、波浪を砕いて走る走破性にも優れているため
、穏やかな日の琵琶湖はもちろん、多少の荒天であればしっかり走り切るポテンシャルを持っています。実際に強風下で「6000回転近くの全開走行でもガンガン走ってくれる。アルミボートでは体感できない安定感だ」と評価する声もありました。
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このようにサウザー450はサイズのハンデを感じさせない性能を備えていますが、万一の急な天候悪化に備え、天気予報の確認や無理のない航行計画を心掛けることが大切です。 また、定員3名とはいえ実釣では2名までが快適とも言われます。
3人で乗るとデッキ上のスペースが手狭になり、安全面・快適性の点で制約が出るため、琵琶湖で長時間釣りをする場合は2名乗船が現実的でしょう。複数人で釣行する機会が多い場合は、状況に応じてレンタルボートや友人の大型バスボートを利用するなど、ボートサイズに合わせた楽しみ方をすると安心です。
(※琵琶湖では2008年以降、環境保全のため一般の2ストローク船外機の使用が禁止されています。ただし4ストロークエンジンや直噴式2ストローク等は使用可能です。サウザー450の搭載エンジンであるマーキュリー60馬力は4ストロークのため問題ありません。)
まとめ
サウザー450は、「手軽に牽引できるトレーラブルボート」と「本格的なバスボートとしての性能」を見事に両立した一艇です。牽引免許不要であることから自宅保管や各地への持ち運びが容易で、オーナー自身のフィールドへの行動範囲を広げてくれます。
一方で船体は15フィート級ながら頑丈なFRP製で設計の工夫も凝らされており、走行時の安定感や釣りをする際の静止安定性も優れています。
広いデッキスペースやライブウェル・ロッドホルダー等の装備も充実しているため、ソロからペアでの本格的なトーナメントフィッシングまでこなせるポテンシャルがあります。 価格面では新艇・中古艇ともにある程度まとまった予算(数百万円規模)は必要ですが、その分リセールバリューが高く、装備次第では価値が落ちにくい傾向も魅力です。
特に国産メーカーゆえのアフターサービスの安心感や、消耗品の入手のしやすさなども、長く所有する上で心強いポイントでしょう。
実際、「サウザー450は維持費や修理費用の面でも大型外車バスボートより抑えられる」という声もあります。
こうしたトータルバランスの良さから、琵琶湖をはじめ日本各地でマイボートライフを楽しみたいアングラーにとって、サウザー450は有力な選択肢となっています。 初めてボート購入を検討する方にとっては悩む点も多いかもしれませんが、サウザー450は**「自分のボートで好きなフィールドへ行きたい」**という夢を実現させつつ、釣果アップや快適な釣り時間確保にも貢献してくれる頼もしい相棒となるでしょう。もし購入を検討されているなら、ぜひ実物をチェックしてみてください。きっとそのコンパクトさと充実した装備に驚き、所有する喜びを想像できるはずです。そしてサウザー450があれば、琵琶湖を含む様々なフィールドで、これまで以上に自由で充実したバスフィッシングライフを満喫できることでしょう。
この記事で扱ったキーワード:
サウザー450, サウザーボート, バスボート, トレーラブルボート, 牽引免許不要, 琵琶湖, バス釣り, 中古バスボート, FRPボート, ボート購入検討
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