こんにちは、ゆうちゃんです。
「サンリオ(8136)の株価、なんでこんなに下がってるの?」
ここ数日の急落を見て、不安になっている方も多いと思います。
ここ2日で10%以上下げました。
結論から言うと、現在の下落は「中国リスク」に加え、データを見ると明らかになっている「機関の猛烈な空売り」と「個人の信用買い残の重さ」が原因です。
今回はネット上の噂ではなく、実際のデータ(空売り残高・信用残高・決算数値)を徹底的に調べました。
数字を見れば、なぜ上がらないのか、そして中長期でなぜチャンスと言えるのかがはっきり分かります。
下落要因①:中国・インバウンド警戒(市場心理)

まず1つ目は、市場全体を覆う「中国リスク」への警戒感です。
最近の国際情勢(日中関係の緊張など)を受けて、「中国人観光客が減るんじゃないか?」「海外売上が落ちるんじゃないか?」という連想ゲームで、インバウンド関連株が軒並み売られています。
(※オリエンタルランドなど、他のレジャー関連株も軟調です)
つまり、「会社の成績が悪くなったから売られた」のではなく、「市場の雰囲気に巻き込まれて売らされた」というのが実態の一つです。
画像のように中国に頼りすぎています。
公式情報:IRニュース | 株式会社サンリオ
下落要因②:機関投資家の「桁違い」の空売り攻勢
2つ目は、この機に乗じた機関投資家の空売りです。
最新のデータを確認したところ、外資系証券を中心に凄まじい規模の売りが入っていることが判明しました。
【機関投資家の空売り残高(12月上旬時点)】
| 空売り機関名 | 残高数量(株) | 計算日 |
|---|---|---|
| モルガン・スタンレーMUFG | 11,054,385 | 12/03 |
| GOLDMAN SACHS(ゴールドマン) | 7,979,209 | 12/05 |
| JPモルガン証券 | 2,892,453 | 12/05 |
| Barclays Capital | 2,545,450 | 12/05 |
モルガン・スタンレーMUFGの1,100万株超をはじめ、ゴールドマンなども約798万株と大量に売り越しています。
これだけの売り圧力が降ってきているため、株価の上値が重いのも納得です。
参考データ:サンリオ(8136)の空売り残高情報|Karauri.net
下落要因③:個人の信用買い残が「重すぎる」
3つ目は、個人投資家の状況です。
「下がったから買いだろう」と信用取引で買っている人が急増しており、需給バランスが極端に悪化しています。
【信用取引の需給データ(12/5時点)】
| 項目 | 数値 | 状況 |
|---|---|---|
| 信用買い残 | 12,725,600 株 | 高水準(将来の売り圧力) |
| 信用売り残 | 522,900 株 | – |
| 信用倍率 | 24.34倍 | 買い手が圧倒的に多い |
信用倍率は24倍を超えています。
10月時点では5〜6倍程度だった倍率が、ここ数ヶ月で急激に悪化しました。
この1,200万株以上の買い残は、将来株価が上がろうとした時に「やれやれ売り(決済売り)」として降ってくるため、株価上昇の大きな重しになっています。
参考データ:サンリオの信用残高推移|Yahoo!ファイナンス
今後上がる要素①:強力な「自社株買い」
需給は悪いですが、会社側も手をこまねいているわけではありません。
下値を支える材料として、会社による「自社株買い」が進行中です。
- 実施期間:2025年11月〜2026年2月(予定)
- 11月の実績:約35億円分を取得済み
会社が「今の株価は安い」と判断して買い支えている事実は、中長期投資家にとっての希望です。
公式情報:自己株式の取得状況|サンリオIRニュース
今後上がる要素②:業績・テーマパークは「堅調」
最後に、本業の儲け(業績)については、しっかりと成長が続いています。
特に懸念のテーマパークが最近絶好調!屋内ということで、夏でも冬でも子供向きなのが大きいです。
【サンリオエンターテイメント(テーマパーク)の成績】
| 26/3期 上期 | 実績(百万円) | 前年同期比(YoY) |
|---|---|---|
| 売上高 | 9,550 | +18.7% |
| 調整後営業利益 | 1,912 | +21.3% |
※サンリオエンターテイメント(ピューロランド・ハーモニーランド)業績より
ピューロランドやハーモニーランドの利益は前年同期比で20%以上アップしています。
インバウンド減少の不安はありますが、実績ベースではしっかりと2桁成長を維持しており、稼ぐ力自体は健在です。
今後上がる要素③サンリオキャラクター初のハリウッド映画2028年7月21日公開決定
ニュー・ライン・シネマおよびワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・アニメーションによるハローキティ初のハリウッド映画が、2028 年7月21日にワーナー・ブラザース・ピクチャーズよりグローバルで劇場公開されることを発表。
本作は、ハローキティをはじめとするサンリオのキャラクターが、映画館の大スクリーンに登場する記念すべき作品となります。世代を超えて愛されるキャラクターたちが、映画ならではの世界観で観る人すべてに笑顔を届けます。
実写なのかアニメなのかはわかりませんが、最近はキングダムや沈黙の艦隊など実写でもハズレは少なくなってきています。(ドラゴンボール実写版は3回寝た)劇場公開が近づくにつれ株価は上がっていくでしょう。
公式情報:IRニュース | 株式会社サンリオ
まとめ
現状のサンリオ株は、「日中関係悪化」、「機関の大量空売り」と「個人の信用買い残(24倍超)」によって、需給が極めて悪い状態です。
しかし、業績は2桁成長を続けており、自社株買いという支えもあります。
短期的には重たい展開が続くかもしれませんが、この需給悪化が解消された時こそ、本来の企業価値評価に戻るタイミングとなるでしょう。ここで私はサンリオ9000倶楽部を立ち上げたいと思います。(SBIの目標株価は9230円2025/12/9発表)
(※投資は自己責任でお願いします!)


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